
9月30日(水)岐阜北支部9月例会が岐阜駅構内のハートフルスクエアG 2F大研修室(定例会場)で開催されました。「一人でいい」から「人とつくる」会社へ-失敗から学んだ、人を生かす組織づくり-をテーマに、(株)サンユー 代表取締役 坂本大三氏(岐阜中支部所属)に報告していただきました。
(株)サンユーの坂本氏は、2006年に父の体調不良に伴い会社を継承後、「俺が一番働き売上を伸ばせば社員も幸せになる」と信じ、365日24時間対応のプレイヤー社長として猛烈に働いていました。しかし、自らと社員を対立させる歪んだ風土を生み出し、7人いた社員全員が離職・退職する最悪の事態に陥ります。

人の問題に深く悩み、職人育成の挫折などを経て、一時は外部業者との一人経営へ逃げようとしました。ですが、先輩経営者から「自分都合なら今すぐやめろ。お前一人が笑顔になっているだけだ」と喝を入れられ、自社の経営理念「太陽のような笑顔あふれる世界の創造」の真意と向き合いました。

理念に背かず「人と共に歩む会社をつくる」と決意した坂本氏は、単なる数合わせではない採用へ転換しました。現場管理のプロである一級施工管理技士、デジタル・Web担当、営業、守りのアフターサービスなど、社員一人ひとりの強みや個性に合わせた役割を自社内に創出しました。目指すのは一人の万能選手ではなく、プロ同士が信頼のバトンを渡すリレーのような組織です。現在は、社長不在でも社員が自発的に考え挑戦し続ける「人を生かす経営」を追求し、地域に不可欠な企業を目指して成長途上を歩んでいます。

例会終了後は、岐阜玉宮に移動して報告者の坂本氏を囲んで懇親会を行いました。

