
8月28日(木)岐阜北支部8月例会が岐阜駅構内のハートフルスクエアG 2F大研修室(定例会場)で開催されました。「『社長の夢』」から『社員と歩む経営』へ-経営指針が会社を変えた理由-」をテーマに、(有)みの一テント 代表取締役 吉川裕朗氏(岐阜南支部所属)に報告していただきました。
目次
父に憧れて「みの一テント」に入社した吉川氏だったが、自らの傲慢さから孤立を招き、先輩社員を全員離職させてしまう。その後、社長に就任して売上を急成長させるも、社員を信頼せず仕組みに依存した経営を続けたため、社内の溝は深まる一方だった。
ある日、業務改革に反対した社員から「死ね」と暴言を吐かれる。激怒する吉川氏だったが、先輩から「その環境を作ったのは社長自身だ」と諭され猛省。自身の器の小ささを認め、タイムカードに反省文を貼り出して全社員へ謝罪した。

再起を誓い、同友会で「社員と共に育つ」精神を学び、月一回の社員研修など徹底的な対話を開始。過去の不満や批判をすべて受け入れ、売上目標や評価制度を社員全員で決める仕組みを導入し、社員の中に主体性と信頼関係を育んでいった。
かつて暴言を吐いた社員も自発的に提案を行う頼もしい存在へ変化し、会社は全員が納得して働く「共創」の組織へと結実。現在は、新工場完成時に全員が「晴れ着」を着て互いの未来を祝福し合う「ハレの日」の実現を目指し、共に歩み続けている。


