同友会の「グループ討論」って何ですか?

「同友会の例会に興味があるけど、グループ討論って何をするの?」

「知らない人の前でいきなり発言するの?なんか怖い…」

はじめて同友会に来る方から、よくこんな声をいただきます。 今回は、同友会の例会に欠かせない「グループ討論」について、わかりやすくご説明します。


目次

その① グループ討論って、どんなことをするの?

まず、同友会の例会の流れをざっくり説明すると、こんな感じです。

グループ討論の様子
1. 会員経営者が自社の経営体験を発表(30〜40分)
      ↓
2. グループに分かれてグループ討論(30〜40分)
      ↓
3. グループの意見を全体で共有・発表

グループ討論では、6〜8名の小グループに分かれて、その日の発表をテーマに話し合います。 講師の話を一方的に聞くセミナーとはまったく違い、参加者全員が「話す・聞く」の両方を体験するのが特徴です。

テーブルを囲んで、業種も年齢も違う経営者たちが本音で語り合う。 それがグループ討論です。

経営体験の発表と本音のグループ討論

その② 何のためにグループ討論をやるの?

「発表を聞くだけでよくない?」と思う方もいるかもしれません。 でも実は、グループ討論にこそ同友会の学びの本質があります。

同友会の資料には、グループ討論の意義が5つ挙げられています。


1. 発表の内容をより深く理解できる

同じ発表を聞いても、人によって「刺さる部分」は違います。 グループのメンバーが気づいた点を出し合うことで、自分一人では気づかなかった視点を知ることができます。


2. 「他社の話」を「自社の話」に変換できる

異業種の経営者の話でも、「人・モノ・お金・時間」という経営の共通項は必ずあります。 一見関係なさそうな話でも、自社に置き換えて考える習慣が、思わぬ発見を生みます。


3. 明日からの経営のヒントをつかめる

グループ討論の一番の目的は「明日から自社で何を実践するか」を持ち帰ることです。 話を聞いて「いい話だったな」で終わらせない。それが同友会流の学び方です。


4. 「恥をかける」安全な場所

経営現場では、見当違いな発言で恥をかくわけにはいきません。 でも同友会のグループ討論は、失敗を恐れずに発言できる場所です。 「的外れだったかも」と感じた経験が、実は大きな成長の糧になります。


5. 名刺交換より深くつながれる

たった数十分の討論でも、本音で語り合ったメンバーとは、名刺交換だけの関係より何倍も深くつながれます。 例会後に「あの人とまた話したい」と感じる経験、それがやがて一生の仲間になっていきます。


その③ 初めての参加で「何も言えなかった」は普通です

「はじめての例会で、うまく発言できなかったらどうしよう」 そう不安に思う必要は、まったくありません。

初参加の方は、聞くだけのオブザーブ参加でもOKです。 グループ討論は、「答えを出す場」でも「正しいことを言う場」でもありません。

大切なのは、謙虚に、積極的に、自分なりの学びを引き出すこと。 それだけです。

実際に参加した会員からはこんな声をよく聞きます。

「最初は何を話せばいいかわからなくて、うなずいているだけでした。 でも、他の経営者の言葉がどんどん刺さってきて、 気づいたらメモをとりながら前のめりになっていました。」


その④ グループ討論は「学び方を学ぶ」場所

同友会には「学び方を学ぶ」という言葉があります。

いくら良い発表を聞いても、自分の問題として受け取れなければ何も変わりません。 グループ討論は、他者の経験を通じて自分の経営を見直す思考の筋トレのようなものです。

続けていくうちに、

  • 人の話から本質を引き出す力がつく
  • 自社の課題を言語化できるようになる
  • 異業種の視点で自社を見られるようになる

こういった変化を感じる会員が、岐阜同友会にもたくさんいます。


まとめ:グループ討論は「経営者の本音の語り合い」です

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項 目セミナー同友会グループ討論
スタイル聞く話す・聞く
内容専門家の知識経営者の生の体験
人数大人数6〜8名の少人数
関係性講師と受講者対等な仲間
持ち帰るもの知識・情報気づき・実践のヒント

グループ討論は、はじめは「慣れない」と感じるかもしれません。 でも多くの経営者が、「あの討論がなければ今の自分はなかった」と語ります。

百聞は一見にしかず。まずは一度、体験してみてください。

岐阜同友会では、見学・オブザーブ参加を随時受け付けています

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